アメリカの学校給食はジャンクフードばかり?日本メニューとの違いを移住者が詳しく解説!

ジャンクフード アメリカでの学習

アメリカの学校給食と聞くと、どんなメニューを想像しますか?ジャンクフード?なんてことを想像する方も多いのではないでしょうか?やはり国が違えば給食も全然違います。

これからアメリカへ子連れで移住してくるお父さん、お母さんは、お子さんが学校でどのような給食を食べるのだろうか?栄養はあるの?とアメリカと日本の学校給食のメニューの違いに興味を持っている方も多くいるかもしれませんね。

私は7年前に子供達を連れてアメリカへ移住してきました。その当時、私は「我が家の子供達は、アメリカでどのような学校給食を体験するのだろうか?」と日本の学校給食とは明らかに違うであろうアメリカの学校給食に興味津々でした。

日頃、和食を食べ慣れている我が家の子供達の口に、「日本とはまったく違う、アメリカの学校給食は合うのだろうか?」と不安もありました。

しかし、アメリカの学校給食のシステムを理解すれば、きっと安心できると思いますよ。現在、我が家の子供達は、アメリカの小学校、中学校、高校に通っています。それぞれの学校で、どのような給食を食べているのか詳しくご紹介していきますね。

アメリカ給食メニュー日本との違い

日本にいる友人から電話がかかってきて、こんなことを聞かれたことがあります。「アメリカの給食のメニューって何があるの?もしかしてピザ?」

その友人は、まさか給食のメニューにピザがでるはずがないと思い込んでおり、冗談でピザ?と聞いてきたのです。でもその通り、アメリカの給食のメニューにはピザがあります。

給食にピザが登場するなんて、日本との違いに驚きですね!

日本の給食はメニューの種類が豊富なので、毎週同じメニューが給食に登場することはありません。おそらく一か月間の給食メニューをみても、日本の給食は同じものが登場することはないと思います。メニューの豊富さでいうと、日本の給食の方が圧倒的に充実しているといえます。

もうひとつ、メニューの種類の豊富さ以外に、アメリカと日本の給食メニューの違いをあげるとすると、アメリカの給食は好きなメニューを選べるということです。

我が家の子供達が通っている学校では、A,B,C,Dの4タイプのメインから好きなものを選ぶことができます。

例えば…
Aランチ:ペパロニピザまたはチーズピザ
Bランチ:ハンバーガーまたはチーズバーガー
Cランチ:トルティーヤ
Dランチ:ラザニア

このなかからメインを選びます。
昼食は1人あたり4ドルほど。

給食には必ず、牛乳と野菜、果物がついています。
牛乳は無脂肪、1%、チョコレートの3種類から選べるのですが一番人気はやっぱりチョコレート牛乳。

私も子供達の学校イベントに行ったときに、子どもに「おいしいから飲んでみて」とすすめられチョコレート牛乳をおそるおそる飲んだ経験があります。

味は牛乳嫌いの私でも飲める薄いココアのような味。食事中にココアは少し合わないかな?と大人なら感じると思いますが、子供達にはそんなこと関係ないようで、ピザとココアをおいしそうに交互に食べていました。

アメリカの学校給食のメニューは、ジャンクフードと呼ばれる食品が多く、栄養が考えられていないと思われがちですが、学校給食プログラムでは、カルシウム、ビタミン、脂肪やカロリーなどの摂取量、含有量が細かく規定されています。

給食は学校のメニューから選ばずに、自宅から食べたい物を持ってきてもOKなので給食が苦手な子でも心配ありません。

普段我が家の子供達は、私が作ったシンプルなお弁当、白米に卵焼き、鮭、野菜炒めなどを持って学校に行きます。もし日本に住んでいたら、日本の子供達のかわいいお弁当をみて「キャラ弁作って」と言ってきたかもしれません。

でも、アメリカに住んでいる我が家の子供達は、キャラ弁を目にする機会がないので、「キャラ弁つくって〜」と言ってきたことがないです。

お弁当を毎朝作る身としては、キャラ弁を作らなくていいので、アメリカに住んでいてラッキーだなと感じています。

スイート・<br>トマト
スイート・
トマト

詰めるだけの簡単弁当だから
早起きが苦手な私にはありがた~い!

毎日お弁当を持って登校する我が家の子供達ですが、たまに自分の好きなメニューが出てくるときには、学校の給食を食べることもあります。

我が家の子供達が好きな給食メニューはコレ!
・チップスの上にタコスミート、チーズがかかったナチョス
・スパイシーチキンのブリトー
・スイートサワーチキン

特に好きなメニューは、酢豚の味に似ているスイートサワーチキン。私はすべて食べたことがありますが、味は悪くなくふつうにおいしいです。きっとこれからアメリカに移住して給食を経験する日本の子どもたちにも喜んでもらえる味だと思いますよ。

給食のメニューは、小学校・中学校・高校それぞれ異なったメニューを毎日提供しています。

アメリカの小学校の給食

  • 自宅からお弁当を持っていくことも可能
  • 学校給食を食べている子が多い
  • ファストフードも持ち込み可能
  • カフェテリアでチップスやポップコーンを購入することができる

小学生が学校に持ってくるランチ内容
サンドイッチ
ナゲット
ハム・チーズ・クラッカーのセット
生のミニにんじん
リンゴ丸ごと

リンゴは丸ごと持ってきて、ガブッとかじって食べます。日本のように、リンゴをかわいらしいウサギの形に切って子供達に持たせることはありません。

給食時間に親御さんがファストフード店のハンバーガーやナゲットセットを届ける光景もたまにみかけます。

我が家の子供が通っている小学校では、毎週金曜日はピザの日と決まっているので、何年間もずーっと金曜日はピザの日です。

アメリカの中学校の給食

  • 学校給食の利用または、自宅からお弁当持参の割合は、学校給食を利用している生徒の方がやや多い
  • ファストフードの持ち込み可能
  • カフェテリアに設置されているレンジを使用することができる
  • カフェテリアで買えるお菓子の種類が小学校よりも圧倒的に増える

中学生になるとファストフードを持ってくる子が小学生より増えます。飲み物もそのまま教室へ持ち込みOK。先生によっては、教室内への飲み物の持ち込みを認めていない方もいるようですが基本的には許可してくれる先生が多いです。

カップラーメンを自宅から持ってきて、レンジで調理して食べている子もいますよ。

アメリカの高校の給食

  • 学校給食よりもお弁当やファストフードを持ってくる子の割合が多い
  • プロテインバーだけを食べている子もいる
  • ウーバー利用も多い
  • 高校になると辛い食べ物が給食メニューに登場する

高校生になると車の免許を取得している子が増えるので、ファストフードやスタバのカップ片手に登校する子が増えます。

給食時間に外出してファストフードを買ってくる子もいますが、それを許可している高校と許可していない高校があります。我が家の子供達が通う高校は、給食時間の外出を許可していないのでウーバーを利用しファストフードを買っている子も多いです。

アメリカの1日の給食回数

アメリカの給食には、日本の給食と同じように昼食がありますが、朝食もあるので学校給食は1日2回あります。朝食は朝ご飯を食べずに学校に通う子が利用します。朝食は1食あたり2ドルほど。昼食は4ドル。

朝食のメニュー内容
シリアル
牛乳
くだもの
シナモンロール
カップケーキなど。

朝からカップケーキは重いな〜、と私なら思ってしまいますが、好き嫌いの多いアメリカの子供達に少しでも口にしてほしい、と思いこのメニューにしているのかもしれませんね。

ちなみに我が家の小学生の息子は、毎朝しっかり納豆など和食を食べて小学校に行きますが、学校に着いて友達がカップケーキなどを食べていると、ついつい自分もカップケーキを食べたくなり、たまに購入して食べているようです。

アメリカの給食場所カフェテリアと時間

アメリカの学校給食は教室ではなく、カフェテリアという食事専用の部屋で、給食時間を過ごします。小学校、中学校は1部屋、高校は人数が多くなるので2,3部屋のカフェテリアルームがどの学校にも設置されている。

スイート・<br>トマト
スイート・
トマト

給食時間をいつ取るかは、生徒によって違うよ。

例えば、小学生だと低学年から順番にカフェテリアを利用していき、高学年が一番最後のテーブルにつきます。

中学生、高校生になると、それぞれ生徒によって選択している授業が違うので、選択している授業の時間割によって、Aランチ、Bランチ、Cランチ、Dランチ、と給食時間が週ごとに変わります。早いランチ時間の週だと10:30から、遅い週だと13時から食べ始めることも。

我が家の子供達は、10:30のランチの時にはあまり朝食を食べません。朝食をがっつり食べてしまうと給食時間にお弁当が食べられなくなるようです。昼食時間が10:30って少し早い気がしますよね。

オンライン学習時の給食

2020-2021年の間、学校が1年間オンライン授業になり、そのとき学校給食がすべての生徒に無料で配布されました。朝食、昼食、おやつをまとめて1週間分貰うことができたのです。

無料給食の受け取り方は…

・指定された時間、場所に取りに行く(地域の学校)

・自宅近くのバス停にやって来るスクールバスから受け取る。


「どのようにしたら、学校給食を生徒たちに届けられるだろうか?」と担当者の方々は一生懸命考えてくれたんだろうな、と考えると感動しました。

1年間この方法で学校給食の無料配布がおこなわれ、学校が再開してからは、学校のカフェテリアで給食を希望する全生徒に無料で提供されていました。

無料配布時にいただいた学校給食はこんな感じ↓

・シナモンロール
・マフィン
・リンゴ
・オレンジ
・アップルソース
・冷凍コーン
・ピザ
・ピーマン

・カラーパプリカ
・ミニトマト
・ハンバーグ
・ハンバーグ用のバンズ
・フレンチフライ
・ナチョスチップス
・ソース
・シリアル

         ※1人分、一週間の量。

アメリカ学校給食 ピザ シリアル

↓これは三人分

ピザ チップス チーズ ポテト

もらった材料でハワイアンピザを作りました!ボリュームがあり、まぁまぁおいしかったです。

ピザ

給食費の支払い方法

給食費の支払いには、My School Backsというアプリを使います。アプリの中には子供の名前が登録されているのでボタンをポチッと押すだけであらかじめ登録した銀行口座から引き落としがされ、子供のアカウントに給食費の課金がされます。

給食費は使った分だけ、その都度アカウント内の残高からひかれます。例えば、子供のアカウントに100ドル課金すると、そこから毎回子供が給食を購入するたびに購入金額が引かれていきます。

アカウントに残高が少なくなってくると、学校から「アカウントに給食費を追加して下さい」とメールが届きます。我が家の子供達は、学校給食をたまにしか食べないので、1年で使う給食費は50ドルくらいです。

このアカウントは高校を卒業するまで引き継がれ、高校卒業時に残高が残っていた場合、手続きすると返金されます。

またMy School Backsは、給食費以外にも学校の徴収金があるときに利用します。徴収金があるときは、「My School Backsで支払いしてください。」と学校側から連絡が来るので、My School Backsのアプリを開いて支払い。徴収金の請求は、すべてこのアプリでやってくれるのでとても楽ですよ。

去年、私がMy School Backsを利用して支払った学校の徴収金。

・理科の実験代

・遠足のバス代金

・高校の卒業式で着用するガウンや贈呈品代

・イベント時の飲食代金

・学校のTシャツ購入

・マラソン大会の参加費

学校へ寄付金を渡したい場合にも、このアプリが使用されます。

アメリカの学校では、先生にプレゼントを贈る習慣もありますよ。

【アメリカの学校】先生に贈るギフトはいつ渡す?値段の相場やおすすめプレゼントも!
アメリカで生活していると、アメリカと日本の学校の違いに驚くことも多いものです。その1つが「学校の先生に贈るギフト」アメリカの学校では、先生にプレゼントを贈る習慣があります。私が日本からアメリカに移住してきたばかりの...

スナックタイムとは?

アメリカの小学校には、自宅から持ってきた軽食を自由に食べていいというスナックタイムという時間があり、だいたい昼食と学校が終わるまでの間の時間帯、12-15時の間や朝登校してから昼食までの間に5-10分ほど時間がもうけられています。

スナックタイムには、ピーナッツが入っていない食べ物なら何でもOK。

スイート・<br>トマト
スイート・
トマト

チップスやポップコーン、フルーツ、クラッカー、クッキー
などを持ってくるのが一般的だよ。

学校にスナックを持っていくのは、栄養補給をして残りの授業に子どもたちが集中できるようにするのが目的のようです。

私は移住したてのころ、スナックを持っていく理由を理解していなかったので、うちの子が「家に帰ってから、ゆっくり食べたい」といってきたとき、「わかった、じゃーそうしなさい」といって持たせなかった事が2週間くらい続いたんです...

すると、「担任の先生からスナックは必ず持ってくるように」と連絡がきました。その日から子供にバナナやチーズクラッカー、チーズスティックなどを必ず持たせるようにしています。

日本の学校では、遠足の日以外にスナックを持っていくことはないですよね。私はそこまでスナックを持っていくことが重要だなんて思ってもいませんでした。でもアメリカの学校では、スナックタイムはとても重要視されているので、スナックは必ず持たせたほうがよいですね。

まとめ

アメリカの学校給食のメニューには、野菜を使ったメニューやサラダもちゃんとあります。しかし、ピザやフレンチフライなどジャンクフードのようなメニューが多いのも事実。

日本の学校給食とはまったく違うので、これからアメリカへ移住してくる日本の子供達には苦手なメニューもあると思います。

苦手だからとアメリカの給食を避けるのではなく、「海外ではこんな物が給食で食べられているんだな、ちょっと挑戦してみようかな?」と子供達が興味を持ってくれると嬉しいですね。

また、アメリカの給食は、好きな食べ物を持っていってOKなので、学校給食が食べられない、と心配する必要もないですよ。

これから子連れでアメリカに移住し、子どもが学校給食を食べられるか心配だったお父さん、お母さんの気持ちがこのブログを読んで少しでも楽になっていたら嬉しいです。

一緒にアメリカ生活を楽しみましょう!!

タイトルとURLをコピーしました